大手ではない小さなサロンは、わりとキャッチやってます。 ただし、やっているところはほとんどが悪質だと思った方がよさそうです。 一度キャッチされてサロンまで連れていかれるとなかなか帰れなくなる確率が高く、こちらが契約しないとわかるとコロリと態度を変える人も多いです。怖いからって、ついつい契約なんかしないで下さいね。
キャッチの場合は次のようなパターンがあります。 当サークル研究員たちが過去に経験したものや、投稿内容を参考に出してみました。
1 「アンケートにご協力下さい!」と声をかけてきます。
これに応じ、その場でアンケート用紙に何かを書くと、「お礼に無料肌診断をそこのサロンでやっています」とサロンへ連れて行かれる、または「それでは外では暑い(寒い)ですからあちらでどうぞ」とすぐ近くのサロンへ案内される、などのバリエーションでとにかくサロンへ行くことになります。
2 「サンプルお渡ししてま〜〜す」とキャンペーンガールらしいお姉さんたちの集団が化粧品サンプルをくれます。
手を出して受け取ろうとすると、するりとそれをかわし「お肌のタイプにあったものを差し上げますよ。簡単なカウンセリングいいですか?」と会話に突入。ここから近所のサロンにでかけることになります。
1のタイプは、わりと無視して通る人が多く、断りきれないタイプの方や気を遣いがちな方が足をとめやすいです。 そういう人はそのままサロンへ連れていかれる可能性が高いので、相手がなんらかの勧誘を目的にしているとわかった段階で、「勧誘なら急いでますから」とはっきり断るようにした方がいいでしょう。
2のタイプはわりとみんながひっかかりやすいタイプです。 私たちは普段からティッシュや新商品のサンプリングなどで、街角でサンプルをもらい慣れていますから、つい手を出してしまうんですよね。 ここで相手がすぐにそれをくれずに会話に持ち込んできたりしたら怪しいと思ってください。 「どこかに行かなくちゃいけないなら、いらない」「名前と住所を書くならいらない」と、断るのがベストです。
サロンへついて行ってしまうと、けっこう大変です。 確かに言葉どおりに無料でお肌診断をしてくれる所も多いですが、大抵「こんな状態ではヤバイ」というようなことを言われます。 そうしてこちらのコンプレックスに対して不安をあおり、商品をすすめ、購入するように持ってきます。 なかなか帰れないことも多いそうです。 もちろん、「契約するまで帰さない」とあからさまに言う所はほとんどないと思いますが、帰りにくいムードを作るようですね。 ここで契約してしまうと、今度は「クーリングオフ(詳しくはのちほど)」できないように、一定期間、やたらフレンドリーに電話をかけてくる所もあり、キャンセルしにくい雰囲気を作り出します。
自分が絶対に欲しいと思うものは、無理じいされなくてもキャンセルしませんからね。 こういう所は、商品そのものの価値も疑ってしまって正解だと思います。
キャッチの場合の商品判断基準
1 相手が丁寧な対応であるか
(これは接客の基本。フレンドリーすぎる相手は信用しない方がいいです)
2 その商品とその値段は、自分にとって納得のいくものか
(人によって価値判断は違います。すごく気に入ったり効果を実感したなら値段さえ納得がいけばOKでしょう)
3 その会社の情報は正しいものか
(社名、所在地、連絡先などは正確か。インターネットで検索してみるのも手)
4 クーリングオフの説明を求めた際、相手はきちんとしてくれたか
(必ず、キャンセルする場合の話を聞きましょう。これを濁したり嘘を言うようなら悪質だと判断して間違いないです。クーリングオフに関してかかれた書面をきちんともらいましょう。)
5 その他、自分が納得がいかない部分や疑問点について、相手はきちんと答えてくれたか
(うやむやにしたまま契約してはダメ!ちょっとでも気になることは全てクリアにしましょう)
6 ローン返済の場合、どの会社がいけるのか。その金利は?
(自社ローンでしか無理と言われたらやめておきましょう。金利が他より高いところがほとんどですよ)
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