これは悪徳サロン?判断に困ったら

 そんなの、騙されるほうが悪い!なんて言葉をよく聞きますが、その前にやっぱり騙す方が悪いんです。 とは言っても、あきらかに詐欺まがいな所もあれば、たまたまその人にあわなかっただけって場合もある。 100%誰にでも良いサロン、というのがあればベストですが、人間の肌質はひとそれぞれ、体質もひとそれぞれ、性格も違うので受け止め方もそれぞれ・・・。 氾濫する情報の中で、すっかりびびってしまってエステに行きたくても行けない。 行きたいけど、自分にあっているかどうかわからない・・・。
 そんな方はどうぞこのページを参考にしていただければうれしいです!

=★ キャッチセールスはめんどうだぞ〜〜い。 ★=

 大手ではない小さなサロンは、わりとキャッチやってます。 ただし、やっているところはほとんどが悪質だと思った方がよさそうです。 一度キャッチされてサロンまで連れていかれるとなかなか帰れなくなる確率が高く、こちらが契約しないとわかるとコロリと態度を変える人も多いです。怖いからって、ついつい契約なんかしないで下さいね。
 キャッチの場合は次のようなパターンがあります。 当サークル研究員たちが過去に経験したものや、投稿内容を参考に出してみました。

1 「アンケートにご協力下さい!」と声をかけてきます。
これに応じ、その場でアンケート用紙に何かを書くと、「お礼に無料肌診断をそこのサロンでやっています」とサロンへ連れて行かれる、または「それでは外では暑い(寒い)ですからあちらでどうぞ」とすぐ近くのサロンへ案内される、などのバリエーションでとにかくサロンへ行くことになります。

2 「サンプルお渡ししてま〜〜す」とキャンペーンガールらしいお姉さんたちの集団が化粧品サンプルをくれます。
手を出して受け取ろうとすると、するりとそれをかわし「お肌のタイプにあったものを差し上げますよ。簡単なカウンセリングいいですか?」と会話に突入。ここから近所のサロンにでかけることになります。

 1のタイプは、わりと無視して通る人が多く、断りきれないタイプの方や気を遣いがちな方が足をとめやすいです。 そういう人はそのままサロンへ連れていかれる可能性が高いので、相手がなんらかの勧誘を目的にしているとわかった段階で「勧誘なら急いでますから」とはっきり断るようにした方がいいでしょう。
 2のタイプはわりとみんながひっかかりやすいタイプです。 私たちは普段からティッシュや新商品のサンプリングなどで、街角でサンプルをもらい慣れていますから、つい手を出してしまうんですよね。 ここで相手がすぐにそれをくれずに会話に持ち込んできたりしたら怪しいと思ってください。 「どこかに行かなくちゃいけないなら、いらない」「名前と住所を書くならいらない」と、断るのがベストです。

 サロンへついて行ってしまうと、けっこう大変です。 確かに言葉どおりに無料でお肌診断をしてくれる所も多いですが、大抵「こんな状態ではヤバイ」というようなことを言われます。 そうしてこちらのコンプレックスに対して不安をあおり、商品をすすめ、購入するように持ってきます。 なかなか帰れないことも多いそうです。 もちろん、「契約するまで帰さない」とあからさまに言う所はほとんどないと思いますが、帰りにくいムードを作るようですね。 ここで契約してしまうと、今度は「クーリングオフ(詳しくはのちほど)」できないように、一定期間、やたらフレンドリーに電話をかけてくる所もあり、キャンセルしにくい雰囲気を作り出します。 
自分が絶対に欲しいと思うものは、無理じいされなくてもキャンセルしませんからね。 こういう所は、商品そのものの価値も疑ってしまって正解だと思います。

キャッチの場合の商品判断基準

1 相手が丁寧な対応であるか
(これは接客の基本。フレンドリーすぎる相手は信用しない方がいいです)
2 その商品とその値段は、自分にとって納得のいくものか
(人によって価値判断は違います。すごく気に入ったり効果を実感したなら値段さえ納得がいけばOKでしょう)
3 その会社の情報は正しいものか
(社名、所在地、連絡先などは正確か。インターネットで検索してみるのも手)
4 クーリングオフの説明を求めた際、相手はきちんとしてくれたか
(必ず、キャンセルする場合の話を聞きましょう。これを濁したり嘘を言うようなら悪質だと判断して間違いないです。クーリングオフに関してかかれた書面をきちんともらいましょう。)

5 その他、自分が納得がいかない部分や疑問点について、相手はきちんと答えてくれたか
(うやむやにしたまま契約してはダメ!ちょっとでも気になることは全てクリアにしましょう)
6 ローン返済の場合、どの会社がいけるのか。その金利は?
(自社ローンでしか無理と言われたらやめておきましょう。金利が他より高いところがほとんどですよ)

=★ ネットワーク販売商品は良し悪しを見極めろ ★=

 エステティックサロンだけでなく、美容関連の商品の中には、ネットワークで広まっているものも多数あります。 ネットワークビジネスはやはり何かとイメージの悪いもので、投稿いただいた内容の中には「モノは気に入ったが、販売方法がネットワークっていうのが気になって悩んでいる」といったものも数件ありました。 そこで、ここではネットワークで流通している商品を購入するしないの決断のポイントをご紹介しますね。(ビジネスをやるやらないの判断ではありません)

まず下の3つの違いを知ろう!


<1 ねずみ講(無限連鎖講)>
商品の介在しない金銭配当組織のことをいいます。
●会員から複数の子、さらに孫へと会員をネズミ算式に増殖し、上位になればなるほど優位に配当を受け取れるしくみです。

ようは、金銭だけのやりとりで、物品の販売とは全く別ものです。

<2 悪徳マルチ商法(連鎖販売取引の悪用版)>
●「儲かる」と人を誘い、不必要かつ過剰な在庫を買わせたりします。
●商品の解約や返品(クーリングオフ)に応じなかったりします。
●加入者のランクアップに際して商品を無理矢理に買い込ませたり、昇進するさいに更にお金を使うことになります。
●「うまい話」「儲け話」と「おどし」「無理矢理」が特徴だと言われています。

基本的なところでネットワークビジネスと同じですが、悪用しているところが違うんですね・・・。

<3 ネットワークビジネス(連鎖販売取引)>
●商品の解約、返品(クーリングオフ)に応じます。
●必要在庫は自己の判断と責任で持ちます。会社によっては個人在庫を持たせないところもあります。
●販売および勧誘にノルマがありません。
●商品愛用者からその友人知人などへの口コミでの広がりが原則となっています。
「金持ち父さん」シリーズの本などでも正当な商売としてとりあげられ、海外では社会的にも認められている形態です。 マルチ商法ともいいますが、悪質なものとの区別をはかるため、ネットワークビジネスと呼ぶことが多いそうです。
宣伝方法が口コミなだけで、お客様第一で運営されています。

・・・と3つの違いをおわかりいただけましたか?
2と3は、商品を購入する際には、ちょっと区別がつきにくいですよね。 それでは、しっかりと見極める方法をご紹介していきます。

 まず、あなたがその商品を気に入ってるか、それが大切です。
エステサロンなら、あなたがそこの雰囲気などを気に入ったか、自分が受けるコースの効果をちゃんと感じられているか、美容関連商品ならその使い心地や効果などを気に入ったかどうか。 そしてその商品の値段を適正だと思えるか。
たいして欲しくはないけれど、ビジネスチャンスだから、儲かるかもしれないから・・・など他の理由で購入しないことです。 もちろん、自分の責任でビジネスもやりたいと思うのであれば良いと思いますが・・・。上記3にもあるように、きちんとしたネットワークビジネスの基本は、愛用者が新たな愛用者を生み出すという宣伝スタイルですからね、気に入ってもいないのに買ったりすると、あとあとトラブルの元だと思います。

 商品は気に入った・・・。購入したいなぁ、でもなぁ・・・と思っている場合は、
あなたはユーザーのままでもいけるのかを確認してください。 ネットワークには必ず、商品を愛用するだけの「ユーザー会員」と、口コミで宣伝し販売実績があがった時にマージン収入が入る「ビジネス会員(会社によって呼び方が変わります)」というものが存在します。 ビジネス会員になるには「登録料」といって、商品代金とは別にお金がかかることがほとんど。 もしも、商品購入と同時に自動で「ビジネス会員」になるシステムならば、商品代に登録料まで含まれているか、そうでなければ別途要求されてしまいます。 また、ただ綺麗になりたかっただけなのに、仕事する義務までセットでついてきたら、ストレスで本末転倒です。 もちろん、仕事もしたい方はされると良いと思います。 条件などはしっかり確認して下さいね。 このサイトにいらした方は、やはり綺麗になることが一番の願いの方だと思いますから。
 サロンの化粧品や美顔器使用のためのジェルなど、消耗品を購入する場合は、直接の紹介者が組織をぬけた後は他の人を通して買うことができるのかも確認しておくといいかもしれないです。
 それから、クーリングオフの説明も受けて下さい。「できない」と答えるところは明らかに法律に違反していますから、悪質だと見て間違いありません。

 そして、紹介者は信用のおける人ですか? これはネットワークで広まっている商品を購入する際にはとても重要なことです。 
なぜならその人やその人のいるグループが、今後あなたを担当するからです。 いくら販売元企業が優良でも、販売員がきちんとしていなければ、結果として悪質になってしまいます。(これは何もネットワークに限ったことではありませんけどね) その紹介者が自分の収入や利益をあせってあなたに不利な情報を隠している可能性もあるし、強引な売り方をすることもあります。 知人の知人などであまりよく知らない相手の場合は、その人のしゃべり方、雰囲気なども十分観察し、疑問点・不安点は遠慮せずにどんどんたずねることです。 
それに対してどういう対応をしてくれるか、そこで信用できるかできないかを判断しましょう

ということで、まとめます。
ネットワークの場合の商品購入判断基準
1 商品をあなた自身が気に入っていて値段も適正だと思えること。
2 儲かる、ビジネスチャンスになる、などの理由を購入動機の一番目にもってこないこと。
3 ユーザー会員、ビジネス会員の選択権が自分にあること。
4 クーリングオフの説明を相手がちゃんとしてくれるか?
5 販売員や紹介者は信頼がおけるか?

=★ クーリングオフって何? ★=
 クーリングオフ制度とは、消費者が不意打ちや強引な勧誘により、自分の意思がはっきりしないまま契約してしまった時に、冷静になって考えなおすための機会を与えるもので、キャッチセールスの場合、特定商取引法で交付を義務付けられた書面を受け取った日から八日以内であれば、無条件で契約を解除することができます。 (一部の商品では、できない場合もあります)
 クーリングオフの通知は必ず書面で行います。 後で証拠となるよう、内容証明郵便や簡易書留などを利用するといいですよ。
=★ 消費者生活センター連絡先 ★=
 キャッチセールスや訪問販売などで何かトラブルがあった場合ははやめに消費者生活センターなどに相談してくださいね。

各都道府県の消費者生活センターなど
 東京   03−3235−1155
 埼玉   048−643−0999
 千葉   047−434−0999
 神奈川 045−312−1121
 愛知   052−962−0999
 京都   075−821−0210
 大阪   06−6945−0999
 兵庫   078−360−0999


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